2007年08月23日

Light as a Feather

Light as a Feather

昔から聴いています。

そして今も。

チック・コリア率いるリターン・トゥ・フォーエヴァーのアルバム。
80年代の終わりにチック・コリアが福岡に来た時に見に行きました。
あの時は、チック・コリア・エレクトリック・バンドで来日してたんだけど、第一部と第二部に分かれていて(コンサートの合間に休憩が入った)、とても感動した記憶がある。
あの演奏レベル&内容で4,000円ちょっとだったのは、ホントに得しましたね^^

で、コンサートが終わって会場から出たら先輩が「楽屋裏口に行こうぜ!」って一緒に走ったのですよ。
楽屋裏口にはファンが数名、それを抑えるように黒服の音楽事務所の方々がおりました。
「これ以上入ったらダメですよ!!」
そんな事を言われつつも、チックたちが裏口から姿を見せると、皆黒服たちの隙間からチックに叫んでいました。
「サイン!プリーズ!!」って^^
チック・コリアはじめメンバーの方々は、にっこり笑って乗り込もうと足を入れかけた車から離れて、僕らの方へ近付いてきた。
軽く黒服たちに「OK OK」と言いながらチックはファンの差し出した色紙にスラスラとサインをしてくれましたよ。
チックに限らず当時のエレクトリック・バンドは凄腕のプレイヤーばかりで先輩はデイブ・ウェックルにサインを求め、僕はジョン・パティトゥッチにサインを求めていた。
そして僕らの横で女の子が「写るんです」をチックに見せて(一緒に写真を)と言いかけたその時、黒服の1人が「これはダメだって!! 言ってるでしょ!」と女の子の腕を持ち上げて、女の子宙吊り状態に。
それを見たチックが「NO! NO!」と黒服に詰め寄り険しい表情で黒服に何か言っていた。
たぶん「降ろしてやれ。僕達は大丈夫だから」と言っていたのだろう。
女の子に笑顔で「一緒に写真撮りましょう」と…。

 なんて、いい人なんだ

僕はそれを見ただけで、もう感動いっぱいでしたよ。
全身全霊で演奏して、くたくたのはずなのに(実際、チックは汗びっしょりでした)、ファンに対しては物凄く紳士だったから。
それを思うと、僕らが求めていたサインや写真なんかはとても失礼な行為なんだなぁ、と思いましたね。

最後にフランク・ギャンバレ(スウィープ奏法の名手)が「写真、送ってね^^」って笑顔で車に乗り込んだ姿が、とても清々しかったです。


チック・コリアのアルバムを聴くとその時の事が思い出される。
あれからだいぶ年を重ねてきたけど、あの時のチック・コリアの姿に「紳士的である事」を学んだと、僕は思う。
人間的に成熟した大人の姿を間近で、しかも日本人以外で見たのは、あれが初めてだったんだろうね。
そんな思い出話を書きながら、このアルバムを紹介した意図は?と訊かれるとw

やっぱり「スペイン」なんだよね。

このアルバムの最後を飾る「スペイン」という曲。
たぶん誰もが一度は、どこかでメロディを聞いていると思う。
この曲を聴くだけでも価値のあるアルバムだと思う。
スタンリー・クラークのウッド・ベースも冴えてるしね。
posted by NAO at 21:54| 大分 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月03日

幻想交響詩 〜Europe〜

幻想交響詩

いやぁ、久々に音楽ネタです^^;
最近「温故知新」というか、僕の中で欲するものが昔聴いていたものなんですよ。

で、これ。

83年発表のヨーロッパというバンドのデビュー・アルバムです。
ヨーロッパはスウェーデン出身の4人バンドで、いわゆる「北欧メタル」と呼ばれるメタルの中のムーヴメントの雄、と呼ぶにふさわしいバンドだと思っています(シルヴァー・マウンテンとかあるけど割愛)。

たぶん皆にとって「ファイナル・カウントダウン」が一番記憶に残っていると思うのです(あれが大ヒットしたおかげで一躍スターダムにのし上がった、と言っても過言じゃない)。
実際、会社でメタル系の話になった時に「ヨーロッパって知ってる?」って訊ねたら、「ファイナル・カウントダウンだけなら」って答が主流だったし(いや3人で話したんだけどさww)。
そこで僕は「はぁ?ファイナル・カウントダウン!? ヨーロッパなら『セブン・ドアーズ・ホテル』だろうが!」と言ったワケです。
いや、僕もファイナル・カウントダウンの素晴らしさは認めるよ。
あれでヨーロッパは頂点に立ったと言っても過言じゃないしね。
だけどヨーロッパはデビュー時から、そのメロディの美しさはずば抜けていたんだよ。

そう、あれはまだ中学生だった頃…僕は夜中に布団にくるまってイヤホンつけて(歳がバレそうだ)、マサ伊藤の「ロック・トゥデイ(だっけか?)」を聴いていたんだ。
その日のオープニングにかかったのが「セブン・ドアーズ・ホテル」。
イントロのピアノの美しくも崩れ落ちるような旋律にノックアウトされたね。
全身の血が逆流する、ってこの事?
ワンコーラスのサビが終わる頃に、興奮気味のマサ伊藤がまくし立てるようにヨーロッパを紹介した。
ここで「北欧メタル」なるものを初めて知った。

いわゆる「初体験の夜」…だったワケだ(滝汗)。

その後はツバキハウスとかでヘヴィローテーション入り(した、と思う)して、日本で火がついたんだよね。
その後は…「ファイナル・カウントダウン」で一躍スターダムに…とは前述の事。

2004年、だったかな。
もうその頃の僕はHM/HRなんか聴かなくなっていた(正確にはメタリカしか聴いていない)んだけど、脱退していたジョン・ノーラムもジョーイ・テンペストと一緒にヨーロッパとして活動を再開した。

そして僕の手元に「幻想交響詩」がある。
やはり僕にはヨーロッパと言えば「幻想交響詩」なんだ、悪いけれど。
このアルバムを聴かないと、ヨーロッパは始まらない…それくらい重要なアルバムだと思う。

Seven Doors Hotel

ここから彼らのキャリアは始まったと思っているし、後に生まれる傑作にその旋律の美しさは受け継がれている、と思う。

ちなみに会社の人を僕の車に拉致(苦笑)して、「セブン・ドアーズ・ホテル」を聴かせた。
彼はやたら興奮していたのを記しておこうw
posted by NAO at 23:27| 大分 ????| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月12日

MIND TRAVEL

MINDTRAVEL

昨日、隣町に行った時に待ち時間ができたので少し妹にTELした。
妹とは音楽的に趣味が合うんだよね。
で、この前貸したbirdのCD「バケイション」の話になったんだ。
僕もこのアルバムは好きでね。
だけど妹はもっと好きになったみたいだなぁ。
シングルにもなった「ハイビスカス」にぞっこんみたいだった。
あれ、確かにすごくいいと思う。
夏の砂浜で起こる午後のロマンス、という雰囲気だよなぁ。

で、話でも出たんだけど、最近のbirdって初期のbirdとまったく違うんだよね。
ファンをやめた人もいるようだし、やはり1st&2ndのモンドグロッソ率いる大沢伸一氏のプロデュースが最強だったんだなぁ…とアルバムが出るたびに思っていた次第です。
本当は1stが最強だと思うんですが、個人的には大沢伸一氏のプロデュースで発表したこの2ndがこっそり好きだったりします(笑)。

1曲目の「マインドトラベル」で始まるアルバムは、自分の思い出を引き出してくれるような、僕にとって不思議な作品です。
このアルバムを聴くとね、記憶の片隅に残っている昔の出来事や情景がふっと思い出されるのですよ。
特に意識してるワケじゃないんだけどね。
空が明けはじめる港の情景とか、僕にとって意味のなかった事もふっと思い出す時がある。
そして最後の「桜」で昔一緒に過ごしたおばあちゃんの事を思い出すんだよね。
それも暖かくなる頃の思い出。
なんだろうね?
僕にとってホントに不思議なアルバムだけど、実はbirdの次作に「大沢氏待望論」を人一倍期待しているのかもしれないね。
またモンドグロッソ系のサウンドを、birdのアルバムで聴きたいなぁ。
posted by NAO at 22:17| 大分 ??| Comment(4) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

FOR KJM

FOR KJM

今さらですが…ハマってます。
KJM日本デビュー10周年記念の3部作。
今作は、海外のDJなどからKJMのために楽曲を提供していただいたものです。
また海外の才能あるプレイヤーを日本に紹介する事も兼ね備えています。

と、ここまではCDに書いてある紹介記事。
僕が個人的に一押しな曲がこのなかにあります。
それは3曲目の「ENDLESS FLIGHT」。
これ、KJM(KYOTO JAZZ MASSIVE)のリミキシングだけど、素晴らしいのyo!!
原曲はロドニー・フランクリンという人の曲らしいのですが、高揚感溢れる曲調。
うねるベースライン、緊張感あるコード進行…と、どれをとっても素晴らしい曲。
この世にこれほどダンサブルな曲が存在したのか…と、新たな世界を見た気がします。
僕はここで言うけど、楽器やる人で絶対リズムを鍛えるならこんな曲を完コピすべし!
ただ単にベースライン、リズムカッティング…て意味じゃなく、休符をコピーすべし、だね。
1音の音符の長さを体と頭でしっかり覚えるのに、絶好の曲だと思う。
完コピしてCDに合わせて弾いてみるとね、自分の音とCDの音が同化するから。
しっかしいいね、これ。
このスリリングな展開がたまらないね。
この曲を紹介してくれたKJMにも脱帽。
また音楽に接していて、宝物が増えました。
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2006年05月26日

Piece Of Mind

ピース・オブ・マインド

たまにストレスため込んでイヤになるし、へこたれる時がある。
街の喧騒が鬱陶しくなる時、フッと意識だけ遠くへ行ってしまいたい…そう思う。

そんな時によく聴くのが、このアルバム。
野崎良太氏のソロ・アルバムです。

野崎良太、JAZZTRONIKで活躍するピアニストであり、コンポーザーであり、プロデューサー、DJでもある。クラブ・シーンをリードする一人として知っている人も多いだろう。
ただJAZZTRONIKやDJ、プロデュース面では、彼のピアニストとしての真価は分かりづらいと思う。
このアルバム、僕にとっては心を癒すツールのひとつだよ。
ピアノでほぼ全曲演奏されてるんですが、知らなかった。

 ピアノの音が、これほど癒してくれるなんて…

癒されるもうひとつの理由があると思う。
小鳥のさえずりや波の音、自然の音がピンポイントでSE(サウンド・エフェクト)として入ってくるんだよね。そのSEとピアノのメロディが重なって表現される音空間が、スピリチュアルで忘れていた優しさ…良心のありかを気付かせてくれる。

心底おすすめするアルバムではないけれど、精神的に疲れてたり、しんどいなぁって思う時は聴いてみるといいよ。このアルバムが心を写す鏡になると思う。そこから答えが出てくる事もあるんだから。

いつも思う事だけど、音楽って救えるチカラがあると思う。
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2006年04月29日

JAZZTRONIK the REMIXES PART U

the REMIXES PART:II

今月のおすすめでPART Tは紹介してるので、今回はこちらを紹介。
JAZZTRONIK(ジャズトロニック)とは、野崎良太氏が率いる音楽プロジェクト。
と言ってもほとんど野崎良太氏が中心のユニットで、曲ごとにメンバーが変わっていたりしてます。ボーカルもけっこうびっくりするような人が歌っていたりしてて、面白い。
去年発表された「CANNIBAL ROCK」では1曲目を今井美樹が歌ってたし(!)、あれ良かったよね。JAZZTRONIKワールドを今井美樹が表現するってとこに、すごい発想だなぁと感嘆した。

ところでこのアルバム、野崎良太氏が発表した「CANNIBAL ROCK」と「en:Code」の曲を主に各著名なDJ&アーティストがリミックスした作品です。
PARTTのSLEEP WALKERの「PATHWAYS」から続く余韻を継いだような流れです。
どの曲も解釈した結論…サウンドが面白く、まるでちりばめられた宝石のような輝きを放っている。

特筆すべきは7曲目の「CANNBAL ROCK」、Soil&"Pimp"ヴァージョンなんだが…このせっかちすぎるビートがものすごく熱くさせるね。Introが流れる瞬間、体内の血液が逆流するかのような、興奮にも似た感覚になる。
たぶんアドレナリンが噴出されてるんだと思うよ。でね、リーダーだと思うけど…声が入ってんのよ。叫びというかかけ声というか、ね。これがまた曲を盛り上げてるんだよね〜。
ラテン・ジャズの名曲になったよね、「CANNIBAL ROCK」。今、CDのノーツを見てるんだけど…ソイル&ピンプ・セッションズっていうバンドらしい。東京のクラブ・シーンから現れて、ロンドンやベルリンなどで公演もしてるみたいね。もうパワーをもらえる事間違いなしだね、これは。アシッド・ジャズの発祥の地、イギリスはロンドンで公演って…すごすぎる経歴!!
実は僕の今一番のお気に入りは9曲目の「RIO,SOL E MAR」。
オリジナルはギターのバッキングが印象的な明るい曲調だったんだけど、こちらはものすごくアダルティックでソウルフル。ムードがいいね。やはりキーボードの良さが再確認できる曲だ。
野崎氏の作品を聴いたうえでおすすめしたいアルバムですが、これだけを聴いても最先端の音楽が満喫できるし、なにより自然に踊りたくなるようなアルバムですよ。
今最もおしゃれなアルバムですね。
posted by NAO at 21:09| 大分 ????| Comment(4) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月15日

昼下がりに木漏れ日のなかで…

HAJIME YOSHIZAWA

夜に聴くより、昼下がりの午後に木漏れ日が差し込む場所で聴きたいのがこれ。
吉澤はじめ氏の「Hajime Yoshizawa」。
このアルバムは、カフェミュージックになるのかな?
イメージとして午後のカフェで女性たちが会話を楽しんでる時にも、マッチするアルバムだと思う。1曲目の「I am with you(radio edit)」のイントロが流れる瞬間、さわやかな空気に包まれる。
吉澤はじめ氏はピアニストで、とてつもないキャリアの持ち主だ。
若い頃は、ジャズの本場NYを活動の拠点として切磋琢磨していた。
叔父にウェザー・リポートなどで活躍したピーター・アースキンを持つ吉澤はじめ氏は、類稀なる感性を生まれながらに持ち合わせていたと感じる。
言葉で説明するまでもなく、彼の作り上げる作品にそれが色濃く表れている。
だが帰国直後は、不遇の時期を過ごす。
NYでは名の売れたピアニストであれど、日本では無名に近かった彼。
その不遇な時期に新たなスタイルを築くことになる。
サンプラーなどの機材による音楽の創作…、それらが後に身を結んでいく。
それがこのアルバムに集約されていると思う。
2002年に発表されたこの作品は、2006年の現在でもまったく色褪せる事はない。
いわゆるクラブ・ミュージックでひとくくりにするだろう日本の音楽シーンでは、もはやこの作品を受け入れるフィールドが脆弱だと感じる。おそらく吉澤はじめ氏の作品に、日本の音楽シーンが駆け足で追いかけるイメージを連想させる。
吉澤はじめ氏が参加するプロジェクトで彼の雰囲気を感じるのも良いけど、ソロ・プロジェクトでダイレクトに「吉澤はじめ」を感じるのが最もおすすめだ。

かつて吉澤はじめ氏は「日本で知名度がなければ話にならない」と吐き捨てられたが、今度は僕らが彼の作品を聴いておもいっきり平手打ちをされる番だ。

ちなみに2枚目のソロ・アルバム「Music from the Edge of the Universe」は、非常に完成度が高い。
こちらもいずれ紹介したいアルバムのひとつだ。
posted by NAO at 22:05| 大分 ?J| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月07日

INSPIRATION



正直言って、これは今月買ったアルバムの中で大当たり!でした。
野崎良太氏(JAZZTRONIK)、沖野好洋氏(KYOTO JAZZ MASSIVE)が目当てで買ったんだけど、すごくセンスがいいね。それもそのはず 参加メンバーが半端じゃないですから。クラブ音楽ですが、その系統が好きな人でまだ聴いてない人には、すごくおすすめです。
僕は"Welcome 2 the Inspiration"、"The Galactica Suite"、"Fry From East"が好きだな。なんだかそれぞれの曲がいろんな色で輝く宝石のような、それでいて洗練されたスタイリッシュな感覚で空間を埋め尽くしていく。まるで僕の部屋がひとつの音宇宙になったような思いにさせるアルバムです。
やっぱり音楽には無限の可能性を感じるし、ある種のヒーリングがあるね。
僕の場合、最近の傾向がクラブ系に偏ってるけど、それには僕の内面を癒すためにクラブ系を無意識に欲してるんだと思う。アルバムを聴き終わると小さなストレスが消えてるような気分になる。
でも、ホントにこのアルバムはいいyo
"The Galactica Suite"からの流れは、最高の一言だね。
って聴いてる今も、ワクワクしてくるようだよ。
明日が休みだから、束の間 世のわずらわしさを忘れさせて・・・。
posted by NAO at 22:18| 大分 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月02日

サファイア・ブルー



ここのところ、仕事から帰り、部屋でくつろぐ時によく聴いているのが、これだ。
ラリー・カールトンを知ったきっかけは、学生の頃に聴いた「Room335」。
もちろんリリース直後・・・ではなかったけど、「Room335」がリリースされて10年以上は経っていたと思う。サークルでベースを弾いていた僕は、部室で弾く先輩のギターフレーズが耳に止まった。明るいメロディだけど、かなり練習しないとメロディを自分のものにできない・・・そんな印象を受けた。
先輩に尋ねると、カールトンの「Room335」だと教えてくれた。”ラリーに興味あるの?”って聞かれて、興味あるなら・・・とラリーの「夜の彷徨い」をカセットテープに落としてくれた。それを大事に聴いていたなつかしい思い出がある。

ラリーのギターは物凄く「歌ってる」んだよね。そう、まるで人が歌うようにラリーのフィンガリングはメロディを奏でる、そういう印象をとても強く受ける。
同じ時代でリー・リトナーっていうギタリストもいますが、僕はリトナーの方はあまり好みじゃない。メロディがカチッとし過ぎてる、というのかな。
リトナーは優等生という感じ…ジャズ・フュージョンがよく分からなかった頃はよく聴いていたけど、だんだんリトナーの奏でるメロディに魅力を感じなくなってしまった。
それに対してラリーの奏でるメロディは、エモーショナルで時には体の奥底から熱く燃えさせ、時には斜に構えたような小生意気な気分にもさせてくれる。
ラリーのソロは何故だか僕の耳に心地よく響く。
その曲にとって必要なソロ、聴き手に感性を伝えるためにラリーは、とても分かりやすく、”絶対にそれ以外、表現できないよね”的なフレーズを奏でて魅了してくれる。
テクニックが前面に出たギターじゃないんだよね。
だから最近CDラックから取り出す気になったんだと思う。

そこでタイトルの「サファイア・ブルー」。
このアルバムを簡単に説明すると、ラリーがブルースやってるアルバム。
でもえらく洗練されたブルースをやってます。
僕は今までBGM程度にしか、このアルバムを聴いていなかった。
しかし、最近聴いている時にやけに心に訴えるブルースがあった。
リストを見ると、その曲は「サファイア・ブルー」とクレジットされていた。

夜のひととき、「サファイア・ブルー」を聴いている8分間が心のシャワータイム。

余談ですが、ボーナス・トラックで「Room335」も入ってます。
1stとはまた違った”335”が楽しめます。



※今夜、アクア関連の記事は書きますよ〜。
posted by NAO at 11:51| 大分 ????| Comment(4) | TrackBack(2) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする